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2007.02.05 Monday
日銀は円安批判に一定の距離、利上げは国内情勢で判断
欧州などから円安に対する批判的意見が相次ぐ中、日銀は為替動向自体よりも、国内の経済・物価情勢を基本に利上げを判断する基本スタンスを維持している。いわゆる円キャリー取引の増加に絡んだリスクもかつてとは状況が異なっており、大きな懸念材料とはみていない。先行きの消費者物価指数(CPI)の上昇傾向が見通しにくく、ゆっくりとした利上げしかできない環境の中で、円安批判が利上げへの後押し要因になるとの考え方とは距離を置いている。
<海外から円安に疑問の声に、日銀は背景を説明>
円相場は1月上旬から円安が一段と進み、ドル/円は120円台、ユーロ/円は155円を超える水準で推移している。7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)を控え、最近の円安傾向に対して欧州からは、円が日本経済の実態を反映すべきなどの批判的意見が目立つ。複数の日銀筋によると、海外当局からは円安がここまで進む理由がわからないという疑問の声が寄せられているという。
これに対し、日銀では円と他の主要通貨との金利差に加えて、日本からの外貨投資などを資本流出が増加していることも背景にあると説明している。実際、日本の対外金融資産残高は05年第4・四半期以降、4四半期連続で2ケタの増加を続けているほか、日本で極めて低い物価状況が長期間続いてきたことを考えれば、実質実効レートでみた円相場がプラザ合意時以来の円安になっているのは、やむえない事情もあるとみている。
<円安批判、利上げへの主たる判断材料にならず>
円相場への海外からの批判や疑問は、欧州など中心に最近になく強くなっているものの、このことが直ちに日本の金融政策判断に影響を及ぼすということではないとの声が、日銀内で出ている。
ある幹部は「あくまでも為替相場の経済・物価情勢への影響という観点が重要だ」とし、円安それ自体で政策判断をすることはないとの姿勢を示している。
経済への影響を考えると、120円を超える円安は12月日銀短観での企業の下期想定レート113.40円を超える円安水準であり、輸出企業の業績押し上げ材料となる。消費がやや足元でやや下振れする中で、輸出がけん引する日本経済にとってはプラス要因だ。
もっとも円安傾向がもたらす上振れリスクとして、福井総裁は1月のロイターとのインタビューの中で、企業行動の過熱リスクに言及している。「金利が非常に低い水準にあり、為替相場もかなり円安の状況にあるので、企業行動において、こうした状況がいつまでも続くことが当然視される形で織り込まれると、先行きの景気の振幅を大きくする可能性のあることは間違いない」と指摘。福井総裁自身、今の段階で設備投資の過熱はみられないとしており、そうしたリスクが現実に意識されている状況ではないが、念頭においておくべきとの姿勢を示した。
ただ、別の日銀幹部は、現在の円安水準が長期化した場合、輸入物価の水準を押し上げ、上昇率が鈍っているCPIにとっては押し上げ要因になる可能性があるとの見方を示している。
<円キャリー増加、リスク懸念は限定的>
円安の背景に円キャリー取引の増大があり、それがリスクをはらんでいることも日銀は認識している。データの把握が難しく、完全に分析できていないものの、過度に偏ったポジションが蓄積されれば、将来急激な巻き戻しで市場に混乱が生じるリスクが指摘されており「注意深くモニターしていきたい」(福井総裁)としている。
だが、そのリスクに対する懸念は今のところ、さほど深刻なものではなさそうだ。
日銀幹部によると、低金利の円資金を利用して外貨で運用している主体はすそ野が広く、長期運用の投資家から個人投資家まで分散している。そのため1997、98年のグローバルな通貨危機のような事態に陥る可能性は低く、状況の変化が生じても一気に大きなリスクが発生する状況ではなさそうだ。
福井俊彦日銀総裁も「円キャリー取引を見て、即、金融政策判断に結びつくかというとそうではなく、あくまでも国内の経済・物価の状況の変化に合わせて金利を徐々に調整していくことが基本だ」と1月のロイターとのインビューで答えている。利上げ判断は海外からの円安批判だけで大きく左右されるものではなく、伸び悩み気味の消費動向や上昇率が鈍化しているCPIの先行きを見極めることが優先されるとの考え方だ。
ただ0.25%の利上げが実施されたとしても、日米欧の金利差を主因とする円安傾向の構図は、さほど変わらないとみる市場関係者も多く、投機資金が積み上がりつつある動きに「少し注意が必要な状況かもしれない」との指摘も日銀内部から出ている。
そうした中で「先行きへの政策に関する情報発信の仕方次第で、(為替市場への)影響が大きくなる可能性がある」(幹部)との声もあり、為替相場への影響も考慮しながら金融政策に関する市場との対話に一層神経を使う必要がありそうだ。
<海外から円安に疑問の声に、日銀は背景を説明>
円相場は1月上旬から円安が一段と進み、ドル/円は120円台、ユーロ/円は155円を超える水準で推移している。7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)を控え、最近の円安傾向に対して欧州からは、円が日本経済の実態を反映すべきなどの批判的意見が目立つ。複数の日銀筋によると、海外当局からは円安がここまで進む理由がわからないという疑問の声が寄せられているという。
これに対し、日銀では円と他の主要通貨との金利差に加えて、日本からの外貨投資などを資本流出が増加していることも背景にあると説明している。実際、日本の対外金融資産残高は05年第4・四半期以降、4四半期連続で2ケタの増加を続けているほか、日本で極めて低い物価状況が長期間続いてきたことを考えれば、実質実効レートでみた円相場がプラザ合意時以来の円安になっているのは、やむえない事情もあるとみている。
<円安批判、利上げへの主たる判断材料にならず>
円相場への海外からの批判や疑問は、欧州など中心に最近になく強くなっているものの、このことが直ちに日本の金融政策判断に影響を及ぼすということではないとの声が、日銀内で出ている。
ある幹部は「あくまでも為替相場の経済・物価情勢への影響という観点が重要だ」とし、円安それ自体で政策判断をすることはないとの姿勢を示している。
経済への影響を考えると、120円を超える円安は12月日銀短観での企業の下期想定レート113.40円を超える円安水準であり、輸出企業の業績押し上げ材料となる。消費がやや足元でやや下振れする中で、輸出がけん引する日本経済にとってはプラス要因だ。
もっとも円安傾向がもたらす上振れリスクとして、福井総裁は1月のロイターとのインタビューの中で、企業行動の過熱リスクに言及している。「金利が非常に低い水準にあり、為替相場もかなり円安の状況にあるので、企業行動において、こうした状況がいつまでも続くことが当然視される形で織り込まれると、先行きの景気の振幅を大きくする可能性のあることは間違いない」と指摘。福井総裁自身、今の段階で設備投資の過熱はみられないとしており、そうしたリスクが現実に意識されている状況ではないが、念頭においておくべきとの姿勢を示した。
ただ、別の日銀幹部は、現在の円安水準が長期化した場合、輸入物価の水準を押し上げ、上昇率が鈍っているCPIにとっては押し上げ要因になる可能性があるとの見方を示している。
<円キャリー増加、リスク懸念は限定的>
円安の背景に円キャリー取引の増大があり、それがリスクをはらんでいることも日銀は認識している。データの把握が難しく、完全に分析できていないものの、過度に偏ったポジションが蓄積されれば、将来急激な巻き戻しで市場に混乱が生じるリスクが指摘されており「注意深くモニターしていきたい」(福井総裁)としている。
だが、そのリスクに対する懸念は今のところ、さほど深刻なものではなさそうだ。
日銀幹部によると、低金利の円資金を利用して外貨で運用している主体はすそ野が広く、長期運用の投資家から個人投資家まで分散している。そのため1997、98年のグローバルな通貨危機のような事態に陥る可能性は低く、状況の変化が生じても一気に大きなリスクが発生する状況ではなさそうだ。
福井俊彦日銀総裁も「円キャリー取引を見て、即、金融政策判断に結びつくかというとそうではなく、あくまでも国内の経済・物価の状況の変化に合わせて金利を徐々に調整していくことが基本だ」と1月のロイターとのインビューで答えている。利上げ判断は海外からの円安批判だけで大きく左右されるものではなく、伸び悩み気味の消費動向や上昇率が鈍化しているCPIの先行きを見極めることが優先されるとの考え方だ。
ただ0.25%の利上げが実施されたとしても、日米欧の金利差を主因とする円安傾向の構図は、さほど変わらないとみる市場関係者も多く、投機資金が積み上がりつつある動きに「少し注意が必要な状況かもしれない」との指摘も日銀内部から出ている。
そうした中で「先行きへの政策に関する情報発信の仕方次第で、(為替市場への)影響が大きくなる可能性がある」(幹部)との声もあり、為替相場への影響も考慮しながら金融政策に関する市場との対話に一層神経を使う必要がありそうだ。
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-, 2007/03/01 8:08 AM-
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-, 2007/03/26 12:41 AM-管理者の承認待ちトラックバックです。
日銀 金利, 2007/04/10 3:01 AM日本にいるかぎり日銀の金利動向を無視するわけにはいきません。郵便貯金の金利も銀行の預貯金の金利もこの日銀の金利にさゆうされます。また利息を受け取る側ではなく融資を受ける側であっても同じことです。住宅ローンやマイカーローンの金利もやはり日銀の金利がまず
資産を大事に賢く運用講座, 2007/06/02 6:30 PMもしあなたがライバル達に内緒にすると約束してくれるのならば・・・私が含み損3589万円の破産状態から復活し、たった2年5ヶ月で1億3587万円もの資産を手に入れた、FXトレード法を公開しますが・・・200万円からはじめて2年5ヶ月で資産1億3587万
-, 2007/06/09 11:52 AM-管理者の承認待ちトラックバックです。
先物取引完全ガイド, 2007/06/22 6:05 AM福井俊彦福井俊彦(ふくい としひこ、1935年9月7日 - )は第29代日本銀行総裁。大阪府大阪市出身。.wikilis{font-size:10px;color:#666666;}Quotation:Wikipedia- Article- History License:GFDL
FXの比較もいいけどブログでプライムバーチャルFX初心者必勝法も知りたい, 2007/06/22 6:52 AM外国為替保証金取引(FX)に限らず投資というもの、リターンを追及しようという場合...
-, 2007/07/05 9:26 PM-管理者の承認待ちトラックバックです。
-, 2007/07/08 10:13 PM-管理者の承認待ちトラックバックです。
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